文芸春秋とタミヤが初コラボレートしたプラモデルつき写真集「闘う零戦」(3675円)が9月12日に発売される。

 01年に刊行された写真賞だが、今年は零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計者、堀越二郎を描いた宮崎駿アニメ「風立ちぬ」が公開され、12月にはゼロ戦乗りの生涯を描いた百田尚樹氏のベストセラー「永遠の0」も映画化されるなど、何かとゼロ戦が話題になり、軽装版として再刊行されることになった。編著者の渡辺洋二氏は、航空雑誌の編集者だった時代から旧軍の航空関係者に取材を続け、現在までに1200人以上から話を聞いている。

 写真集には、タミヤ特製の1/75限定プラスチックモデル「零戦21型」が同梱される。写真集に収録された部隊の限定デカール(シール)が5種類ついている。