絵本の原点ともいわれる「ぐりとぐら」の誕生50周年展覧会が、東京・松屋銀座でスタートした。

 姉中川季枝子さんの文章と、妹山脇(大村)百合子さんの絵で親しまれてきた人気絵本。会場では、シリーズ7作品の原画約70点をはじめ、複製画、初版本、制作資料、海外版など約200点が展示されている。

 また、2月1日に開催された中川さんと映画監督宮崎駿氏の講演会の様子の上映や、読書コーナーも設けられている。会場デザインは、家具デザイナー小泉誠氏が担当。絵本の森に入り込んだような演出で、家族みんなで楽しめそうだ。3月10日まで。(C)Reiko

 Nakagawa,(C)Yuriko

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