世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーが「日本人に人気の海外観光スポット2014」を発表した。1位はスペインのサグラダ・ファミリア教会だった。

 寄せられたコメントは「外観はもちろん、中の雰囲気が不思議で珍しく、半日いても飽きない」「いつ行っても長蛇の列なので、予約して行くことをおすすめします」「数年おきに行くと、いい感じで工事の進捗(しんちょく)がわかる」など、人気のほどがうかがえた。

 2位はカンボジアのアンコールワット。「教科書で見た遺跡が想像以上のスケールでたたずんでおり、圧倒された」「アンコールワットも壮大ですが、自然も壮大。遺跡からサンセットとサンライズを拝むと『生きているんだなあ』と感じる」など、人の心を打つ様子がうかがえる。

 3位はオーストリアの美術史美術館。「展示数が多いので、見たい作品を重点的に見るのがおすすめ。フェルメール、クリムト、ブリューゲルなど、いすに座りながら納得いくまで堪能できる」。日本でも人気のフェルメールを鑑賞できるのも魅力のようだ。

 4位~10位は、ラニカイビーチ(米ハワイ)、タージ・マハル(インド)、ガルニエ宮パリ国立オペラ(フランス)、アルハンブラ宮殿(スペイン)、最後の晩餐(イタリア)、サント・シャペル(フランス)、オランジュリー美術館(フランス)。