日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 芸能
  2. ニュース

芸能ニュースのRSS

シーナさん“ロック葬”に内田裕也ら2000人

シーナさんの祭壇の前で弔問客に話しかける鮎川誠(撮影・松本久)
シーナさんの祭壇の前で弔問客に話しかける鮎川誠(撮影・松本久)

 14日に子宮頸(けい)がんで死去した4人組ロックバンド、シーナ&ロケッツのボーカル、シーナさん(本名・鮎川悦子、享年61)の通夜が18日、東京・世田谷区の森巌寺で営まれた。祭壇はシーナさんが愛した真っ赤なバラの花で埋め尽くされ、愛用のタンバリン、ステージ衣装、ジャケット写真などで飾られた。

 最新アルバム「ROKKET RIDE」などの曲が流れ、喪主で夫のギタリスト鮎川誠(66)があいさつ。「出会って44年。いつもロッカーだった。病気になって治療かロックかとなって、シーナは迷わずにロックを選んだ」。そして、最愛の妻が精魂を傾けたバンドの今後については、「(残された)3人でロケッツをやっていく」と宣言した。

 3人の娘も「最高の母で、最高の女性、理想の女性。最高のロッカーでした」と口をそろえて仲むつまじい家庭の様子を語った。

 内田裕也(75)は「また1人、かけがえのないロッカーが亡くなった。誠には何を言っていいのか…。言葉にならない。ハグをして、それで通じる」。

 鮎川らが“ロック葬”と名付けた通夜にはほか海援隊、崔洋一監督やファンら約2000人が参列。19日に同所で行う告別式は家族のみで行う。

 [2015年2月18日23時55分]









日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞