お笑いコンビ「ピース」が26日、グランフロント大阪(大阪市北区)で、オフィシャルサポーターに就いた「ティム・バートンの世界」(27日~4月19日)の内覧会に登場した。

 「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」などを手掛けた映画界の鬼才、ティム・バートンのスケッチやデッサンなどを公開する同展だが、作家業つながりで、作家活動が注目を集める又吉直樹(34)の作品へ話題が脱線した。

 又吉は文芸雑誌「文学界」2月号で、芸人の生きざまを描いた小説「火花」を発表。同誌が増刷されるなど注目を集めている。映画化を含めて映像化へ期待もかかる。又吉は「そんな話、全然ないです」と言いつつも、すでに主人公役に大先輩の明石家さんま(59)が立候補していることを明らかにした。

 「20代2人が主人公なんですけど、こないだ(この間)、さんまさんから『映画化されたら、主人公はオレでよろしく』と言われました」

 これを聞いた相方の綾部祐二(37)は「いや、僕も今年に入ってから『又吉君』と(敬称つきで)呼んでるし、映画化されるなら『先生』と呼びます」。こびてはいたが、又吉は「あ、じゃあ、悪魔役で」とつれない返事だった。