タレントの長嶋一茂(49)が1日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。父の長嶋茂雄氏(79)について「怖いから反発できなかった」と過去を振り返った。

 番組では「大塚家具」のお家騒動について議論。長嶋は「親子の確執は当たり前だと思う」と発言。「だいたい先代の人が作ったものに対して、2代目がイエスマンになるのはどうかと思う」と続け、自身も“2代目”ということで、黙っていられなかった様子。長嶋の発言に対し、司会を務めるお笑いタレントの東野幸治(47)が「長嶋家でもお父さんとは反発したりしたんですか?」と尋ねると、長嶋は「勿論、反発はできないけど、親父の言っていることは全然わからない」と返答。出演者から笑いが漏れたが、長嶋は「親父には教わったけども(感性が違うから)何言っているかわからない」と説明した。さらに、「怖いから反発できなかった。反抗期はなかった」とした。

 長嶋は大塚家具のお家騒動について、「記者会見についてはお父さんがどうなのかなと思う」といい、重役を引き連れて、社長である娘の会見の前日に会見を開いたことに苦言を呈した。ただ、父娘の経営方針の主張については父である会長の意向に沿って進んで「ブランディングをちゃんとした方がいい」と、冷静な私見を述べた。