歌手で俳優の及川光博(45)が2日、日本テレビ系「しゃべくり007」にゲスト出演。自身の“ミッチー”という王子様キャラについて「“透明な着ぐるみ”みたいなもの」だと説明した。

 及川は大学を卒業し、CDデビューが決まるまでの不遇な時期に王子様キャラを始めたといい、「戦略を立てて、『ハ~イ!ミッチーです』と(キャラを)やっていた」と告白。

 お笑いコンビ、くりぃむしちゅーの有田哲平(44)が「戦略って言っちゃう? いつも王子様じゃないんですか?」と質問すると、及川は「戦略」を強調し、「ミッチーというのは“透明な着ぐるみ”みたいなもの」と、王子様キャラについて説明した。

 それに対し、有田が「ゆるキャラみたいな(感じなんだ)」と納得すると、及川は「ゆるキャラとはちょっと違う」と苦笑い。「子供の頃から少女マンガの世界が好きだった」とし、「無理なく(王子様キャラに)変身できた」と、王子様としての要素は幼少時から備え持っていたと語った。

 また、不遇時代は服飾関係の友人にフィギュアスケートの羽生結弦選手(20)が着ているような衣装を作ってもらい、ステージで着ていたという。テレビで羽生選手を見ていると「懐かしくてしょうがない」と笑った。 

 及川は王子様キャラについて、「2年くらい頑張ったけど、飽きてきた」とし、俳優業をスタートしたことで止めたと語った。有田から「今も王子様ですよね?」と尋ねられた及川は「全然全然。“元王子”」だと語り、現在は“一般人”であることを強調した。