フジテレビは6日、都内で4月期の改編について発表した。テーマは「LIFE is LIVE」。夏野亮編成部長は「テレビの原点である生放送を充実させる。生きのいい、見たくなるテーマ、出演者をそろえた」と話した。

 平日の午後帯に安藤優子キャスター(56)と俳優高橋克実(53)が司会を務める「直撃LIVEグッディ!」(月〜金曜午後1時55分)、伊藤利尋アナウンサー(42)が報道キャスター初挑戦となる「みんなのニュース」(同午後3時50分)をラインアップ。5時間5分連続の生放送を行う。「直撃LIVE-」の内崎秀行プロデューサーは「芸能情報、スキャンダルも取り上げていく」と説明した。

 また、森高千里(45)アンジャッシュ渡部建(42)が司会の歌番組「水曜歌謡祭」(水曜午後7時57分)、フリーアナ西尾由佳理(37)東野幸治(47)南海キャンディーズ山里亮太(37)が司会の「世界HOTジャーナル」(金曜午後7時)も生放送。「世界-」は土曜午前9時55分からの枠移動となり、塩田千尋プロデューサーは「ゴールデン帯に行くことによって、昼間ではできなかった独自取材や映像入手など、ゴールデン帯ならではのスケールアップを図る」と話した。

 改編率はゴールデン帯(午後7~10時)が43・8%、プライム帯(午後7~11時)が42・9%、全日帯(午前6時~深夜0時)が36・6%。いずれも過去11年では最高の改編率。低迷脱出へ、大幅に生まれ変わって出直す。