ABC(朝日放送)の脇阪聰史社長は6日、大阪市福島区の同局で、会見を開き、5年ぶりに復活させる漫才日本一決定戦「新生M-1グランプリ」について、当初の夏開催を冬に変更することを発表した。

 脇阪社長は今年1月の新春会見まで「夏開催」としていたが、急きょ開催時期を変更したことに「(年末開催だった)前回M1の視聴者イメージもあり、現場サイドの熱い思いで変更した」と説明した。

 冬の時期については、11月か12月だといい、前回はクリスマス前後の年末の押し迫った時期だったこともあるが、脇阪社長は「私どもの希望はありますが…」と、時期の詳細には言葉を濁した。

 年末にはフジテレビ系「THE MANZAI」があり、当初は競合を避けるため、夏開催としていた。

 冬開催となれば、予選時期も8月ごろスタートになり、「-MANZAI」と予選日程なども重なる可能性は高いが「それは調整事項として、大人の解決をしたい」とし、最大限の配慮を考えているという。