今夏、１０万人規模の野外のオールナイトライブ「長渕剛１０万人オールナイト・ライヴｉｎ富士山麓」に挑む長渕剛（５８）が６日、千葉・市原市民会館で全国ツアーをスタートさせた。
「ＲＯＡＤ ＴＯ ＦＵＪＩ」のタイトル通り富士山麓ライブへ向けてのツアー。１５２７人の総立ちのファンに向け、長渕は「今日はいつもの初日と違う。富士のてっぺんへの序章だ」と叫び、富士ライブのために書き下ろし、２日前に完成させたばかりの新曲「富士の国」を初披露した。
富士に日本を重ね、命の強さと気高さを叫ぶ楽曲で、「この歌をしっかり覚えてほしい。みんなとともに富士に登るための歌だ。８月２２日は命懸けでやるからな。霊峰富士に集まるぞ。分かったな！！」。観客は両手を突き上げた。
「富士の国」は富士山が世界文化遺産登録された６月２２日発売予定。
「富士の国」の歌詞の一部は以下の通り。
富士の国（歌詞：長渕剛）
国旗が生まれた 日本の頂（テッペン）に陽よ昇れ！
霊峰富士の国の頂に 俺たちは生まれてきたんだ
国旗がたなびく 日本の頂（テッペン）に陽よ昇れ！
霊峰富士の国の頂に 俺たちは生まれてきたんだ
富士の国に降る雪たちが 舞い降りる女神の涙なら
霊峰富士のふところに抱（いだ）かれて 俺は眠りたい
あぁ見つめる山のいただきで 火の神と水の神に祈ろう
おう おうおうと 美しさに埋もれて祈ろう
富士よあなたが見つめる空と 俺たちが見つめる空は
たゆまなく流れる雲のように いつまでも寄り添って生きてゆきたい
あぁ歴史の水面がゆれるとき いったい俺たちはどこへ流れてゆく
富士よ山よ あなたよ！ 俺たちを永遠に強く抱きしめてくれ
