タレント杉本有美(25)が7日、東京・福家書店新宿サブナード店で写真集「Chiamata(キアマータ)」発売イベントを行った。

 前所属事務所に未払いだったギャラ約2000万円の支払いを求めたが、前事務所側は未払いのギャラは540万円として対立していたが、2月末に和解が成立した。杉本は「長い戦いだったので。本当にほっとしました」と安堵(あんど)の表情を見せた。「皆さんにご迷惑おかけしたのは、本当に申し訳なかったですが、これからもこれを糧に頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。

 杉本は13年9月に東京地裁に提訴。今年1月から和解協議に入っていた。和解についてはブログで報告していたが、自らの口で初めて話した。

 和解内容については「言えないんです」と明かさなかったが、法廷にも立ち、「ドラマで見てる感じ。不思議な感覚で、いい経験になりました」と出廷した感想を話した。

 昨年12月初旬にローマで撮影した写真集は、手ブラなど大胆カットも満載。タイトル「Chiamata」はイタリア語で「カーテンコール」の意味。「25歳と10作目(の写真集)という区切り。露出も頑張った。1回ここで幕が閉じた姿を見せつつ、もう1回新たに幕が開くという意味で付けました」と説明した。