“声優界のアカデミー賞”第9回声優アワード授賞式が7日、東京・文化放送メディアプラスホールで行われた。各賞の受賞者が喜びのコメントを口にした。
<助演男優賞>
小西克幸 ちょうど声優を始めて来年で20年。初心に戻って頑張りたい。
森川智之 コニタン(小西)と養成所が一緒。声優を始めて30年…コツコツとやってきて、すばらしいタイミングですてきな賞をいただいた。全ての声優ファンに感謝したい。
<特別賞 Wake Up,Girls!>
吉岡茉祐 (東日本大震災で被災した)東北に何度も行きました。少しでも復興の力になれれば、と思った。(受賞は)今後の活動の糧になります。
田中美海 (ファンがアニメの舞台)東北に巡礼(訪問)してもらって、アニメの感想もたくさん言い合えてうれしい。すごい賞です。
青山吉能 (地元の)熊本から通いでやっていた。本当に活動できて良かった。
<功労賞>
大竹広 今、声優はすごい(人気)。養成所でも教えているけど、本当にプロになれるのは100人に1人。努力しないと。私は60何年、この仕事をしている。あと10何年やりたい。お仕事をいただけるように頑張りたい。
白石冬美 たくさんのすばらしい作品に出会った。
<富山敬賞>
大塚明夫 富山さん(の名を冠した)賞を私がいただいていいのでしょうか? 家に帰って、敬さんに一献傾けたい。
<高橋和枝賞>
高島雅羅 目標が高橋さんだった。光栄に感じます。今後も頑張りたい。
<歌唱賞>
声優ユニット「μ’s」の新田恵海 (出演のアニメ)「ラブライブ!」が走りだして5年。今まで作品に関わったスタッフ、メンバーの熱い愛と情熱があったから(受賞できた)
内田彩 CD1枚のリリースで始まった企画。(アニメの中で演じる)キャラと同じ気持ちで、一生懸命やっていれば誰かが見ていてくれる。
飯田里穂 (全メンバー)9人で頑張ってきた。
楠田亜衣奈 「ラブライブ!」はデビュー作でした。いろいろな経験をさせてもらった。全てうれしく思います。
<新人男優賞>
逢坂良太 デビュー5年…すばらしい賞をいただき、うれしく思う。声優という職業の中の1つとなって世の中に広げたい。
斉藤壮馬 高校の時、苦しい時にアニメによって救われたこと、そちら(アニメ界)に行きたいと思った。自分がここに立っていられるのも、ファン、事務所、先輩、友人、家族との出会いと縁のおかげ。
花江夏樹 デビュー5年…ただ楽しく続けてきたのが、すばらしい賞をいただけて光栄。高校の時、背中を押してくれた両親に感謝したい。
<新人女優賞>
雨宮天 激動の年…初挑戦のことばかり。新人ということに甘えず、賞にふさわしい声優になりたい。
上田麗奈 自分のことが、好きではありませんでした。でも、この仕事を始めて、嫌いと思っているところを必要としてもらえる場所が出来たことがうれしい。
洲崎綾 賞をいただいたと家族にメールしたら、母から「高校生から、ずっとやりたかったのよね」と言われたのがうれしかった。こういう賞は中学生以来…くすぐったく恥ずかしい。