「カーヴィーダンス」考案者でトレーナーの樫木裕実(51)が12日、フジテレビ系「ノンストップ」にVTR出演。2013年12月のスタジオ閉鎖騒動時に「芸能人しかレッスンしない」と報じられたことについて、改めて釈明した。

 11日に同番組の直撃取材を受けた樫木。13年に女性オーナーが経営するスタジオを閉鎖して以降は、貸しスタジオでレッスンを行っているという。「また(今年の)5月からはいろんな発展を踏まえて打ち出してやっていこうと思います」と、本格的なレッスンを開始することを示唆した。

 同番組からスタジオ閉鎖当時に週刊誌などで報じられた「芸能人しかレッスンをしない」ということについて尋ねられ「私、人間一人なので、限られた人たちしか(レッスンを)できないし・・・一人一人見るというのが精一杯なので・・・」と、一般の生徒まで手が回らない事情を明かした。

 さらに「それは本当に自分の中で、そこが一番心苦しいところではあったんですけど、本当に正直、パーソナル(個人レッスン)だけでも忙しい日々ではあったけど、本当に寝ずに頑張ってきたという自分の中では自負がある」と、レッスンに関しては全力を注いできたときっぱり語った。

 しかし、「一般人へのレッスン」については、「“記念日”とかでは、やらせていただいた」と弁明し、「“お誕生日記念”とか“新春カーヴィーグループレッスン”、そういう形ではやらせていただいた」と、報道を否定した。

 また、スタジオを経営する女性オーナーとの関係については、「あれ(閉鎖)以来、まったく連絡は取っていない」といい、「何が原因で閉鎖ということは『こういうことでこうなってこうだった』という話が一切なかった」と、改めて、閉鎖理由がわからないとした。

 樫木の発言を受け、同番組が女性オーナーに取材したところ、同オーナーは「閉鎖の前の9月に樫木さん側から『出て行きたい』と申し出があった」とコメントし、いまだに双方の主張は平行線を辿っている様子をうかがわせた。