元小学館の「美人すぎる編集者」こと、“OLタレント”の坪井安奈(26)が、テレビCMデビューを果たした。

 13日より全国放送している、自身が勤務するゲーム会社「グラニ」のソーシャルカードゲーム「神獄のヴァルハラゲート」に出演。部屋着姿の坪井が、甘い声で「あなたと」などとささやいている。

 初体験の撮影について、坪井は「緊張MAXで屋久島で買った焼酎『三岳』を飲んで撮影に臨みました…。焼酎の力がなかったら、もっとガチガチだったと思います」と振り返った。

 滋賀県出身。慶大総合政策学部入学後、タレントとして日本テレビ系のニュース番組に出演したり、横浜(現DeNA)ベイスターズのチアリーディングチームにも属していた。在学中は、民放キー局のアナウンサー志望であったが全滅した。アナウンサーになるために慶大を選び、元日本テレビアナウンサーでタレントの脊山麻理子が先輩だった。

 12年4月に小学館に入社し、雑誌の編集業務に携わった。昨年1月、タレントと会社員の二刀流の“OLタレント”としてグラニへ転職。編集経験を生かし、IT業界誌「Grand Style」(グラスタ)の編集長として手腕を発揮する一方、グラビアやテレビのバラエティー番組、映画「あしたになれば。」などに出演し、幅広く活動している。

 「職業が1つとは思っていません。今は、パラレルキャリア(複数の肩書を持つ働き方)の時代なので、そんな思いから『OLタレント』という造語を作りました。私がOLタレントのパイオニアになるという野望があります」

 OLタレントという肩書を名乗って1年が過ぎた。一部では「中途半端」「結局、どっちがやりたいのか分からない」などと厳しい声もある。「どちらかを諦めるというよりも、『どちらもしっかりとやる』というのが私の方針です」と説明した。好きな言葉は「人生は1度きり」だ。「私は欲張りです。後悔しない人生を送るためにも新しいことに挑戦し続けます」と言葉に力を込めた。

 ゲーム「神獄のヴァルハラゲート」は累計会員数200万人を突破。神と悪魔が共存する世界「ヴァルヘイム」を舞台に、白熱した戦いを体感できる。