愛知・岐阜・三重3県で募集した男性アイドルグループ「NAGOYAボーイズ(仮)」の最終オーディションが15日、愛知・中部国際空港で行われ、5人が選出された。芸能事務所ワタナベエンターテインメントと名古屋のCBCテレビがタッグを組んで開催したオーディション。同局「花咲かタイムズ」(愛知・岐阜・三重などで放送、土曜午前9時25分)が応募開始から随時放送しており、メンバーは今後、同番組にリポーターとして出演する。

 オーディションは3県出身の2020人が応募。7人がこの日の最終オーディションに臨み、個性豊かな5人が選ばれた。

 平野泰新(20)は新体操経験者で青森山田高時代に高校総体団体優勝を経験。世界的パフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」からも誘われていたが「夢は芸能界で活躍すること」と今回のオーディションを選んだ。永田薫(18)は岐阜工FWとして今年度の全国高校サッカー選手権に出場し、1回戦の香川西戦でゴールも決めた。大学進学後もサッカーは続ける予定で「両立して頑張ります」と二刀流を宣言した。

 他にも剛力彩芽似のイケメン、西岡健吾(17)や、ダンスが得意な大城光(19)、沖縄への修学旅行を抜け出して参加した阿部周平(17)が選ばれた。

 今後は正式なグループ名を募集する。年内にGReeeeNらが所属するユニバーサルミュージックのレーベルZEN MUSICからメジャーデビューするほか、ラジオのレギュラー番組も決定。歌とダンスを磨き上げ、地元を盛り上げるエンターテインメント集団を目指す。大城は「いつかナゴヤドームでライブができたら」と話したが、全国進出も狙っている。【大友陽平】