第36回NNSアナウンス大賞の授賞式が20日、都内で行われた。

 日本テレビネットワーク各社の400人のアナウンサーの中から、テレビ部門大賞に選ばれたのは札幌テレビの急式裕美アナウンサー(36)。01年入社で、夕方の情報番組「どさんこワイド」で簡易中継「Live U」を使った生中継を担当している。

 中継リポーターのスペシャリストとして評価された。急式アナは喜びを謙虚に表現した。「ラジオ番組と早朝番組を担当してきて、12年目で突然、上司から女子アナの新しい道を作って欲しいと『フィールドキャスター』を拝命しました。まだ道を作ったとは思えませんが、北海道の厳しい自然の中でのリポートも経験し、この賞をいただいたことで土台くらいはできたのではなかいと思っています」。

 ラジオ部門大賞は福井放送の岩本和弘アナウンサー(39)、最優秀新人賞は中京テレビの佐野祐子アナウンサー(24)が受賞した。