モデルで女優の山本美月(23)の映画初主演作「東京PRウーマン」(8月公開、鈴木浩介監督)の撮影が30日、都内でクランクアップを迎えた。夢を見つけられず悩んでいた女性が、企業の宣伝担当として採用され、目標を見つけていく物語。このほど撮影現場が公開された。

 山本美はドジな新米OL役で、上司役の山本裕典(27)に怒られまくりながら、人として成長していく。面接の場面では「(山本裕らの)圧力がすごかった。マイクが心臓の音を拾ってしまい、つける位置を変えた」という。一方の山本裕は「人に『ばかやろう』と言うのは気持ちいい」と笑っていた。

 初主演で「(クランクインの)前日は眠れなかった」というが、山本裕からは「疲れていても口に出さなかった。顔は疲れていたけど(笑い)。差し入れもたくさんくれた」と、奮闘ぶりを褒められていた。