ミュージシャンで俳優の金子ノブアキ(33)が31日、都内で行われた米映画「セッション」(デイミアン・チャゼル監督、4月17日公開)トークイベントに参加した。

 ドラムを題材にした映画の公開と、ドラマーである金子が4月1日に新曲「The Sun/Dawn」をリリースすることを記念して開催された。

 今作は米俳優マイルズ・テラー演じる名門音楽大の学生が、今作品で米アカデミー賞助演男優賞を受賞した米俳優J・K・シモンズ演じる伝説の鬼教官にしごかれる、ドラムを題材にした物語だ。主人公が劇中で、彼女と別れてドラムを選んだシーンにちなみ、金子に「女か? ドラムか?」と質問が飛んだ。

 金子は昨年3月に元モデルの中村沙織さんと結婚しているが、「女の方が大事でしょ? 都合悪くなったら、ドラムに逃げようかな」と笑った。そして、「演奏がいい時は、セックスもいいよね。セックスよりもドラムの方がいい。ある種のオーガズム、カタルシス(浄化)がある。何時間もたたいていると、練習熱心とかストイックって言われるけど、快楽なんだと30過ぎてようやく分かってきた」などと持論を展開した。