女優広瀬すず(16)が2日、俳優中川大志(16)と都内で資生堂「シーブリーズ」の新CM発表会に出席した。

 中川とテニス部の先輩後輩役を演じた。広瀬は「同世代の方に見てもらいたい」。中川は「(撮影を)やりながらめっちゃキュンキュンしてました」と広瀬にメロメロだった。

 広瀬はJRスキーやゼクシィなど出演CMが話題になっているが、天才肌ゆえの悩み? も吐露した。イベントでは、CM曲を歌うナオト・インティライミ(35)に悩みを相談する時間があり「悩みがないことが一番悩み」と打ち明けた。「考えない。嫌なことあっても食べたら何とかなるかとなっちゃう。お芝居も感覚でやっちゃうタイプ」と明かした。その上で「もっと考えたらいろんなことが出てくるんじゃないか」とさらなる向上心をのぞかせた。

 ナオト・インティライミからは、「そのまま生きよう。壁はいつか必ずくるのよ。自分から行く必要ない。その時に一皮むけたらいいのよ」と助言されると「はい!」とすっきりした笑顔を見せた。

 女優として今後の意気込みを問われると「いろいろなことを頑張りたいなと思います」と力を込めた。

 「青春」とは聞かれると「部活です!」。小2からずっとバスケットボールを続けている。「人間として鍛えられた。涙や汗、笑顔だったり全部詰まってるみんなが1つの目標に向かって頑張る。いろいろあっても最後はありがとうと思える」としみじみ話した。

 現役高校生で、4月から2年生。現在もバスケットボール部に籍を置いているという。今や超売れっ子女優の1人となり「超~幽霊部員ですけど、みんなも先生も時間がある時は来なよと言ってくれる。高校生活の楽しみにしたいなと思います」とはにかんだ。

 新学期の目標は「友達が少ないので、友達を増やしたい」と言って苦笑いし、「制服を着て、青春をする友達がほしい」と楽しい学園生活を夢見ていた。