ミュージシャンで作家の辻仁成(55)が1日、フランス・パリの自宅で水道管の水漏れをめぐるトラブルに巻き込まれたことをツイッターで明かした。

 先月にも水漏れトラブルがあり、下階に住む老紳士に怒鳴り込まれるという災難に遭ったことを明かしていた辻だが、再び「わ、また水漏れ、キッチンたいへんなことに。海だ!」と水道管の故障に慌て、「下の老紳士がまた怒鳴り込んで来るのか?笑。逃げたしたい」と戦々恐々。

 しかし今回、真の“敵”は老紳士ではなく、修理に訪れた水道管業者。「業者来たんだけど、10センチの管変えるのに、1400ユーロ、約18万円を要求され、拒否。2時間押し問答し、1000→800→600まで下げてきた。笑。それが信用出来ず、別の業者に電話したら、高過ぎ、と一言。結局断り、出張費払って帰っていただいた。これが、フランスなり」と、業者との間に一悶着があったことを明かした。

 その後、別の業者に修理をしてもらったそうだが、その業者いわく「こんなのネジ変えたら終わりだよ、騙されたね」とのこと。実際に修理にかかった料金は6ユーロ。「ひどい話でしたね。危うく大損するところだったなり」とホッとしたが、最初の業者に出張費として支払った175ユーロも法外な値段だったようで、結局だまされてしまっていたことを悟った辻。「フランスでは騙される側にも若干問題あり」と反省しつつも、「いい人を見分ける力を養ってると思えば、エイプリルフールのいい勉強になりましたなり。笑」と前向きにつづった。