女優有村架純(22)が6日、主演映画「ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(5月1日公開、土井裕泰監督)の完成披露イベントに出席した。累計65万部を売り上げ、昨年のベストセラーランク4位になったノンフィクションの実写化。有村は「もうこの日が来たのかと、気持ちがついていくか必死です。この日が迎えられてうれしい。昨日見ましたが、感動して泣きました」と打ち明けた。

 劇中では金髪にギャル口調、膝上約25センチの超ミニスカート姿と、清純派らしからぬ姿を披露している。「初めて見たときに、『あなた誰ですか?』と思った。口調も『ちょーやばくね?』とか、『マジやばいんですけど』という感じ。言い慣れるのに時間がかかったけど、楽しかった」。撮影後もギャル言葉が染み付いてしまったようで、「『○○じゃな~い?』と言っちゃって驚いた」と話していた。

 イベントは「有村劇場」と化した。ミニスカート姿の等身大パネルが登場すると、「これは…履いてません」と衝撃発言。野村周平、安田顕ら男性陣の目がぎらつく中、「履いていないような感じでした」と言い直すなど、慶大に合格したキレ者の主人公とは対照的? な天然ぶりだった。その後も「見えたらとヒヤヒヤでした。見えてもいいんですけどね(笑い)。それぐらい短かった」と、ドキドキ発言を連発。野村が「パネルをのぞこうかと思った」と、かがみ込む一幕もあった。

 また、母親役の吉田羊に優しくしてもらったことがうれしかったらしく、「(吉田の)だっこちゃん人形になりたい気分になりました」と、再び天然発言。周囲がキョトンとする中、吉田が「本当はいい子なんですよ」と必死にフォローしていた。

 ほか伊藤淳史、田中哲司、松井愛莉、土井監督が登壇した。