俳優堤真一(50)がサントリー「ウイスキーアンバサダー」に就任し、23日、東京・港区の東京ミッドタウンに期間限定オープンする「ワールドハイボールミッドパークカフェ」(今月24日~5月24日)イベントに出席した。

 屋外の開放的な空間で、世界の5大ウイスキーが楽しめる同カフェ。司会者から「5大ウイスキーをすべて言えるか?」と問われた堤は、「アイリッシュ、アメリカン、スコッチ、カナディアン、ジャパニーズです」と笑顔で答えて、ウイスキー好きを披露した。

 早速、ハイボールを口にすると「おいしい!」とご満悦の様子。この日は快晴とあって「ウイスキーは薄暗いところでかっこよく飲むのもいいですけど、こうして気楽に、広く明るい中で楽しむのもいい。たくさんの種類もありますし、ぜひウイスキー通になってください」と呼びかけ、自身も「ゴールデンウイークに来ます」と宣言した。

 堤は、今年3月まで放送のNHK連続テレビ小説「マッサン」に出演。主人公と日本初の国産ウイスキー造りを手掛けた鴨居欣次郎役を演じた。鴨居はサントリーの創業者、鳥井信治郎氏がモデルとされる。その縁もあり、堤は今後、アンバサダーとして、スコッチウイスキーの代表的な産地、スコットランド・アイラ島の「ラフロイグ蒸留所」など、世界の蒸留所を訪れる予定。既に大阪・サントリー山崎蒸留所を訪れ、「建物に入ったときの香りがすごかった。原酒もたくさん種類があって、ブレンダーさんの味覚に驚きました」。ウイスキー造りに関しても「芝居もいろいろな役者のタイプがいて、演出家が作品にまとめている。とても似ていて親しみを感じました」と俳優として、親近感も抱いている。