人気子役の鈴木梨央(10)が24日、東京・新宿ピカデリーで行われたフランスのアニメ映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」(マーク・オズボーン監督、11月公開)プレゼンテーションに参加した。

 この日のプレゼンは、サンテグジュペリの名作「星の王子さま」の世界観を忠実に、現代に生きる女の子を登場させ、物語のその後を描いたマーク・オズボーン監督(44)とキャラクター監修の四角英孝氏(42)が来日したことを受け開催された。

 鈴木は両氏のプレゼンテーションと、世界最速となる約17分間のフッテージ映像の上映後、花束を持って登場し、英語であいさつした。

「Hello.Welcome to Japan.I love the Little Prince. This is for you.」(こんにちは。ようこそ日本へ。私は『星の王子さま』が大好きです。あなたに、これを贈ります)

 鈴木はあいさつした後、花束をオズボーン監督と四角氏にプレゼントした。

 「リトルプリンス-」は、世界3大映画祭の1つ、第68回カンヌ映画祭(5月13~24日、フランス)で特別招待上映が決定。鈴木は主人公「女の子」の日本語版声優を務め、お母さん役の瀬戸朝香(38)飛行士役の津川雅彦(75)とともに、カンヌ映画祭に参加することが決定。日本人主演女優として史上最年少での同映画祭参加となる。カンヌ映画祭について聞かれると「初めて海外に行くんですけど…すごく緊張してます!」とハキハキと答えた。アフレコはこれからだが「夢のよう。早く女の子を演じたくてワクワクしています」と満面の笑みを浮かべた。