アルピニスト野口健氏(41)が、妻に対するある“疑惑”を抱いていること告白した。

 23日放送のフジテレビ系「アウト×デラックス」に出演した野口氏。ヒマラヤなど世界最高峰の山々を登り常に危険と直面している同氏だが、自身は「家でも身の危険を感じている」という。

 そう感じるようになったのは、妻から掛けられている生命保険。なんと17社にもおよぶそうだが、アルピニストという職業柄、掛け金も高額だろうと、妻にその金額をたずねたが、「そんなこと気にしなくて良いよ」と教えて貰えなかったという。

 遭難しかけたある時、凍傷だらけでボロボロの姿で下山して帰宅した野口氏は、弱気になり「(登山を)やめようかな」と妻にもらしたそうだが、妻の返事は「あなたはアルピニスト。山に登っているあなたが好き」。弱気になった夫へ妻からのエールとも受け取れそうなものだが、野口氏はさらに“疑惑”を募らせる。

 また、登山から帰って自宅で食事をすると定期的におなかをこわすという同氏は、ある時妻に、皿を交換しよう、と言うと、妻が一瞬ドキッとした、などといったエピソードを次々に披露。

 そんな疑惑の追い打ちは、八ケ岳で遭難しかけた時のエピソード。もう下山できないかもしれないと思った野口氏は妻に電話で「アウトかもしれない」と伝えたが、その後なんとか下山でき、妻を安心させようと再度「無事、下山できた」と報告すると、なんとその電話口の向こうでは「チッ」と舌打ちする音が聞こえたのだという。

 どこまで事実だか分からない野口氏の珍エピソードに共演者たちは大爆笑。本人も「高山病(による幻聴)ですかね?」と笑った。