俳優堤真一(50)が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「リスクの神様」(水曜午後10時)に主演することが27日、明らかになった。

 堤にとって、同局の連ドラ出演は8年ぶり。同局のドラマ主演は連ドラ、単発含めて初。企業の危機管理に携わり、トラブルを解決する“the God of risk”と呼ばれる男・西行寺智役。日本最大の商社・サンライズ物産の危機対策室長として雇われている。

 ヒロイン神狩かおり役を女優戸田恵梨香(26)。東大卒でサンライズ物産の女性総合職。エリート街道を歩いていたが、リコール問題に巻き込まれて、危機対策室で働くことになる。

 堤は「はっきりと企業のリスク管理をテーマとして扱ったドラマは、これまであまりなかった。とてもタイムリーだと思う。社会派ドラマの側面と、ドラマそのものの面白さを味わえると思う」。戸田は「自分の知らない世界を台本を通して見ていくと怖さもありますし、裏を知ってしまうような気がして、悪いことをした子供のような気分になりました」と話している。