女優有村架純(22)が27日、都内で、主演映画「ビリギャル」(土井裕泰監督、5月1日公開)のPRイベントを、現役女子高生150人を前に行った。

 学年でビリの成績の金髪女子高生が偏差値を1年で40上げて慶大に現役で合格する物語。有村は「私もオーディションを何度も落ちました。特徴がないからかなと落ち込みました。でもこれが自分。この自分をどう伸ばしていこうかと考えるようにしていました」と自分のビリ経験を語った。

 また、作品には「母が見て『吐き気をもよおすくらい泣いた』と言って感動してくれました」とPR。さらにファンに「自分が生きていく上で、親や友人など周りに愛がたくさんあることを忘れないで日々過ごしてほしい。勉強もしたくなるし、やりたいことに前向きになれる映画です」と語った。

 イベントには原作のモデルの小林さやかさん、共演の阿部菜渚美、松井愛莉、蔵下穂波も参加した。