フジテレビが4月改編の目玉として、3月30日からスタートさせた昼間の生番組が大ピンチだ。「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜午後1時55分)と「みんなのニュース」(月~金曜午後3時50分)が、27日の放送で番組の最低視聴率を更新したことが28日、分かった。

 「直撃-」は午後1時55分~2時55分が2・3%、午後2時55分~3時50分が1・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これまでの最低だった20日の午後2時55分~3時50分の1・7%を0・2ポイント更新した。

 「みんなの-」は27日放送の午後3時50分~4時50分が1・6%、午後4時50分~5時54分が2・7%、午後5時54分~7時が6・1%だった。これまでの最低だった23日の午後3時50分~4時50分の1・8%を0・2ポイント更新した。

 「直撃-」は、安藤優子キャスター(56)と俳優高橋克実(53)の異色コンビを司会に起用。「みんな-」は、同局エースの伊藤利尋アナウンサー(42)をメーンキャスターに起用して、生野陽子アナウンサー(30)と椿原慶子アナウンサー(29)が脇を固めて分かりやすいニュースを目指している。

 昼間の時間帯は、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)が10%近い視聴率をマークして1人勝ち状態。打倒「ミヤネ屋」へ向けて、2番組通しで5時間5分の生放送を編成したフジテレビだが、苦戦が続いている。