女優清水富美加(20)が3日、都内で行われた映画「ズタボロ」(橋本一監督、9日公開)の舞台あいさつに永瀬匡(22)や成田瑛基(25)らと出席した。

 キスシーンに初挑戦した。「恥ずかしながら、家で犬のぬいぐるみで(キスの)練習をしてました」。撮影では主演の永瀬とキスをしたが、「ぬいぐるみは顔が出っ張ってたけど、永瀬さんの顔は出っ張ってなかったから、あまり意味がなかった」。永瀬からも「子犬のように震えてた」とからかわれるほど練習の成果がいまいちだったようで、リハーサルも長く、清水は「(撮影で)1時間はキスしていたと思います」と苦笑いだった。

 映画は、作家ゲッツ板谷氏(50)の高校時代を描いた同名自伝小説の映画化で不良高校生の青春ドラマ。

 司会者から「やんちゃな人はいかがですか?」と水を向けられると、清水は「絶対嫌です」。それでも「でも成田さんいいですね。みんな汗かいてないのに、すごい汗かいてる」と言って笑った。

 小・中学校、高校、大学でそれぞれ空手で日本一になったという成田は、「腕立て200回やってきました。汗かいてきました」と満面の笑みを浮かべた。登壇者におだてられ、学ランを脱いでタンクトップになって、肉体美をアピールしていた。