俳優のジョニー・デップ(51)が、オーストラリアに連れて来た愛犬2匹を安楽死させられる可能性があることが分かった。

 ジョニーは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ5作目の「Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales」(原題、2017年8月11日日本公開)の撮影のため、オーストラリアに2匹のヨークシャテリアをプライベートジェットに乗せて連れてきたが、適切な書類や許可なしに入国したことでオーストラリアの農林水産省から警告されているとゴシップサイト「ゴシップコップ」は伝えている。

 農林水産省のバーナビー・ジョイス大臣はジョニーがペットトリマーに犬を連れて行ったところを目撃されたことで、犬のことを申告せずにこっそり入国させたと主張している。ジョイス大臣は「デップ氏はカリフォルニアに犬を戻すか、我々が安楽死させることになります。犬を排除させるのに彼は50時間しかありません」と話している。

 動物を国から国へと運ぶことは病気や感染症を運ぶことにつながり、狂犬病などの恐ろしいウイルスを広めてしまう可能性があるため、オーストラリアでも厳しい対応をとっている。【ハリウッドニュース編集部】