アニメ映画「天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~」(FROGMAN監督)の初日舞台あいさつが23日、都内で行われ、女優瀧本美織(23)浜田岳(26)らが出席した。

 原作者赤塚不二夫の誕生80周年を記念して作られた、「天才バカボン」初の長編アニメで、「バカボン」と「フランダースの犬」が登場する奇想天外なストーリー。瀧本は「フランダース-」の主人公ネロを演じた。ネロの声で「ここはどこ? 閉店後のアップルストア? 疲れただろう、パトラッシュ。瀧本美織です」とあいさつするなど、サービス精神旺盛だった。

 「一緒に住みたいバカヴォン一家」というトークテーマでは、ママが1番人気の中、瀧本だけ「パパに付いていきたい。めちゃくちゃにされてもいいです」と発言した。犬山イヌコから「Mタイプ?」と問われると、「Mかもしれないですね。でもこの映画のパパ、かっこよくなかったですか?」と、まさかのドM告白で会場を沸かせた。

 すると、ダチョウ倶楽部上島竜兵、村井国夫も「ちなみに僕はドMです」と続き、なぜか性癖告白タイムになった。

 島根在住歴があるFROGMAN監督は、ネロの配役を瀧本以外、考えていなかったという。「彼女は山陰(鳥取)出身で、もともと気になっていた。去年、『風立ちぬ』ですごくいい演技をされていて、ネロをやるなら美織ちゃん以外いないと思った。ネロ(の候補)は1人しか選んでいなかった」と絶賛していた。