体重「100キロ超え」とのうわさもある吉本新喜劇女優、酒井藍(28)が24日、大阪・なんばグランド花月で、初主演舞台「大坂の陣新喜劇番外編~女たちの戦国時代~」(27日まで)の初日を迎え、初のキスシーンに臨んだ。

 新喜劇史上最重量ヒロインの初主演舞台で、しかも設定は、大坂の陣最中の豊臣秀頼陣営。華やかな衣装の100キロヒロイン…のはずが、ほぼ全編Tシャツに短パン、豚小屋の中での演技となった。

 現代の落ちこぼれ「歴女アイドル」が、タイムスリップする展開で、秀頼と恋に落ちる。ロマンチックな雰囲気の中、寄り添い合う2人だったが、場所はわらをバックにした豚小屋。秀頼にふんした金原早苗(28)と“初キス”を体験した。

 所属事務所によると、酒井は「これまでふざけあってキスに至ったことはあったが、芝居の中でのキスは初めて」だったといい、酒井は恍惚(こうこつ)とした表情で、金原に身を預けた。

 今公演は、大坂の陣400年に関連した吉本新喜劇特別公演「大坂の陣新喜劇」からのスピンオフ企画。未知やすえが大野修理にふんして悪役を演じるなど、女優が中心になり上演された。