吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊(41)が25日、都内で会見して「吉本新喜劇 小藪座長東京公演2015」(8月18~22日、サンシャイン劇場)の開催を発表した。

 東京公演は、昨年の俳優座公演に次ぐ2年連続。11年に大阪から東京の吉本所属になった小藪は「自分は吉本新喜劇の広報マン。東京の格式高い劇場で新喜劇をやらせてもらうために、東京の所属になった。夢がかないました」と笑顔を見せた。

 昨年の東京公演は収容人数約300人の俳優座劇場で6公演で1800人の集客。今年は800人で7公演、5600人と3倍以上の集客が必要だ。「担当の社員と肩を寄せてガタガタ震えてますが、笑いのツボは東京も大阪もなんら変わらない。昨年、しゃれにならないくらいウケて、大きな笑い声で耳がキーンとなった」と自信をチラリとのぞかせた。

 「僕の家族が飯を食えるのも、東京のテレビに出られるのも新喜劇のおかげ。恩返ししないと」と話した。