「ドラえもん」初の3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」(山崎貴監督)が、中国で5月27日から日本映画として約3年ぶりに一般上映され2日までに興行収入(興収)3億4300万元(約70億1000万円)を記録した。中国紙によると、5月31日の1日で8800万元(約18億円)を挙げ、同国公開のアニメ映画の、1日の興収最高記録を更新。同国公開のアニメ映画の興収最高記録は11年の米映画「カンフー・パンダ2」の約6億1200万元(約125億円)。

 梅沢道彦プロデューサーは4日、都内で行われた第34回藤本賞授賞式(映画演劇文化協会主宰)で「世界中の子どもに見ていただければ幸せ」と喜んだ。阿部秀司プロデューサーは「今後、機会があれば続きを作ってみたい…見てみたい気がする」と続編に意欲を見せた。