女優武田梨奈(23)が13日、東京・有楽町スバル座で行われた映画「ライアの祈り」(黒川浩行監督)初日舞台あいさつに参加した。

 武田は劇中で、鈴木杏樹(45)演じる主人公桃子に恋をする若い女性桜を演じる。「最初は、同じ女性に恋をする、好きになってしまう女の子という設定だったので、そういう感情って特別な感情だから難しいなと思っていたんですけど、演じている中で、同性を好きになることは決して特別な感情じゃなく、映画のキャッチコピーにもありますけど『幸せのカタチは決してひとつではない』というのをすごく感じました」と語った。

 また藤田弓子(69)は「久しぶりに客席から、皆さんと一緒に見させていただきました。やはり最後にエンドタイトルが出てきた時、涙が出てきました。やはり、すばらしいきれいな映画。日本は景色もそうだけど、きれいな人々。そういう国の人たちなんだと。この映画を見て、自信がついた。すばらしい国なんだと伝えていかなければならないのが、我々の役割」と、目に涙を浮かべながら熱っぽく語った。横で聞いていた武田も、目にうっすら涙を浮かべた。