足ひれ着用の競泳、フィンスイミングの男子サーフィス(水面泳)50メートル日本代表として、今月6日にイタリアで行われたW杯マスターズ大会で10位になったオードリー春日俊彰(36)が、別の種目ではメダルを獲得していたことが分かった。400メートルを4人でつなぐ「4×100メートルサーフィスリレー」。メダルの色など大会のもようは今日20日午後6時55分からTBS系「炎の体育会TV」で放送される。

 ほかの日本人代表選手とチームを組み、アンカーの大役を任された春日は「メダリストになってステージは1つ上に行ってしまいましたけど、春日自身は変わらないので、声をかけられれば、返します」と胸を張った。「他のメンバーが、春日さんを手ぶらで帰らすわけにはいかないと言っていた」と、12年ロンドン五輪の競泳400メートルメドレーリレー銀メダル獲得後の松田丈志選手の名言「(北島)康介さんを手ぶらで帰らすわけにはいかない」になぞらえ、笑いを誘った。