女優竹内結子(35)と大竹しのぶ(57)が25日、都内で行われた米アニメ映画「インサイド・ヘッド」(ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン監督、7月18日公開)来日会見に参加した。

 日本語版でヨロコビの声を演じた竹内とカナシミの声を演じた大竹は、作品のキーアイテム「思い出ボール」の巨大バージョンの中から登場。手品のような演出に会場は沸いた。

 竹内は作品を見た印象を聞かれ「大竹さんのゆったりした演技と(キャラの)しぐさが、いとおしかった」と振り返った。大竹は「結子ちゃんはセリフの量が多く、大変だったと思うけれど、ヨロコビ(の演技)に感動しました」と絶賛した。

 両監督は前日24日に、尊敬するスタジオジブリ宮崎駿監督(74)と対面したと明かした。

 ドクター監督は「宮崎さんに『胸を打たれた映画だ』と言葉を言っていただきました」と喜んだ。カルメン監督は「映画作りのアプローチなど、宮崎監督からもいろいろ聞かれました。すごく気に入ってくださり『(主人公)ライリーと両親の関係性に感銘を受けた』と言ってくださいました。こちらも、フレームの余計なカットや、タイミングはどうかなど、根掘り葉掘り聞いちゃったよ」と笑った。