タレント真鍋かをり(35)が6月30日、レギュラーを務める文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)に生出演し、ミュージシャン吉井和哉(48)との結婚、妊娠についてブログで公表後、初めて自分の口で話した。公表した夜、感極まって号泣したことを、涙声で明かした。同局に集まった取材陣にも、幸せそうな笑顔を見せた。

 真鍋は正午すぎ、都内の文化放送にタクシーで到着。取材陣から祝福されると「ありがとうございます」と幸せいっぱいの笑顔で何度も頭を下げた。

 かかとの低い靴に腹部が目立たないゆったりした青のシャツだが、横から見ると腹部はふっくらしていた。6月25日深夜、ブログで吉井との結婚と妊娠、秋の出産予定を公表したがその後、メディアで語るのも、取材陣の前に姿を見せるのも初めて。

 番組冒頭、メーンパーソナリティー大竹まことから「おめでとう」と祝福された真鍋は「ありがとうございます。うれしいです」。結婚や妊娠を報道で初めて知ったという大竹はこの日、真鍋の腹部を見て「びっくりした。あんなに大きくなって」と驚いた。真鍋は「ここ数日で一気にという感じです。空気を読んでいたのかも」。体重の増加にも「結構、増えています。不思議な感じ」とじわじわと母になる感覚を抱いている様子をうかがわせた。おなかの赤ちゃんは「かなり動きます」と胎動を感じていることも明かし、「体調も良くてつわりもないです」と順調な様子も語った。

 また、真鍋は公式ブログで結婚、妊娠を公表した際の心境も振り返った。「公表した夜、いろいろ考えていたら感極まって、ありがたさに号泣しました」と語った。「いろんな人に支えていただき、お力添えをいただいたし、こんなに幸せなことがあるかなと、ありがたさに泣けてきて」と涙声で続けた。

 一方で、大竹が26日に自分が体調不良で同番組を休んだことに触れ「オレが死んで、お前が出産したら」と話しかけると、真鍋は大笑い。「生まれ変わりですね。(名前を)『まこと』にしないと」と、結婚と妊娠のダブルの幸せをかみしめた。同局に寄せられた祝福のメッセージにも「うれしいです。本当にありがたいです」。同局によると、産休入りの時期などは未定という。【中野由喜】

 ◆2人の出会い 11年秋、元THE YELLOW MONKEYのボーカル吉井と食事をしていた真鍋の友人が、もともと同グループのファンだった真鍋を急きょその場に誘い、一緒に食事をしたことから交際に発展。2人はすぐに意気投合し、12年に入って間もなく、互いの家を行き来する関係に。同2月に日刊スポーツが熱愛を報じた。