シンガー・ソングライター秦基博(34)が「あおもり縄文大使」に就任。3日、都内で行われた任命式に、レキシ池田貴史(41)とともに出席した。

 今年9月5、6日に、青森・三内丸山遺跡でライブを行う両者が任命された。縄文時代の衣装に身を包んで登場した2人は、青森県三村申吾知事から任命状を受け取った。秦は「世界遺産登録を目指して、微力ながら頑張りたい。すてきな場所でライブができるので、音楽通して、バックアップできたらと思います」と大使として意気込んだ。縄文時代のイメージについては「弥生に比べて、野性的なイメージ。土器とかもアーティスティックな部分を感じる。ある意味初心者なので、より縄文に対しての興味を持っていきたい」と話した。

 日本の歴史をテーマにした楽曲を扱ってきた池田は「このために歴史の活動してるくらい、人生で2番くらいにうれしい。遺跡でライブをやりたいとずっと言ってきて、今回やっと実現した。遺跡をバックではなく、遺跡を見ながらやりたい。ライブの時間を削ってでも、遺跡の発掘もしたい」と感慨深げ。衣装についても「着た瞬間に、土器の収蔵庫のにおいがしてうれしかった。遺跡の一部になれた気がします」とノリノリだった。