東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(27日まで)が3日、初日を迎えた。

 昼の部は坂東玉三郎と市川海老蔵の「与話情浮名横櫛」、大立ち回りの「南総里見八犬伝」、市川猿之助の舞踊「蜘蛛絲梓弦」、夜の部は「熊谷陣屋」「怪談牡丹灯籠」と人気作が並び、ほぼ完売の人気。初役の熊谷直実に挑む海老蔵は「播磨屋(中村吉右衛門)のおじさんが教えて下さいました。そのお気持ちにこたえられるよう第1歩をつとめたい」。