東山紀之(48)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「刑事7人」(15日スタート、水曜午後9時)の制作発表会見が4日、都内で行われた。高嶋政宏(49)片岡愛之助(43)吉田鋼太郎(56)北大路欣也(72)ら濃いメンツの共演者との現場について、東山は「いい緊張感があって、いい雰囲気。楽しいというより、いい勝負が出来ている。(サッカー女子W杯準決勝の)なでしこ(ジャパン)とイングランド戦のよう」と話した。

 鈴木浩介(40)倉科カナ(27)を加えた会見出席者7人で、プライベートで出掛けるとしたらという質問に、東山は「今だったら、なでしこの決勝を応援に行きます」と米国との決勝(日本時間6日)が行われるカナダ・バンクーバー行きを提案した。

 東山が演じるのは警視庁遺失物センターから10年ぶりに刑事に復帰して、「刑事の墓場」とされる「警視庁捜査一課12係」に配属された変わり者の刑事。時間にこだわり抜くことで、事件解決の糸口を見つけていく。自身がこだわっている時間について、東山は「僕は(撮影所への)入り時間。他の人より早く入りたい。ちょっと偉そうにできるから」。これを受けて、高島は「僕はセットの入り時間。他人より早く現場に入っています。ちょっと偉そうに出来るから」と答えた。「東山とどっちが偉い?」と質問されると「やっぱり東山さん」と苦笑いした。

 この日の出席者7人は平均年齢47・9歳。8日発売のテレビ誌「TVガイド」の表紙に登場。62年8月創刊の同誌で、73年のTBS系「時間ですよ」の森光子(当時52)船越英二(当時50)の平均51歳に次ぐ、歴代2番目の高齢。北大路欣也は最高齢での表紙登場となる。