今年5月に認知症を公表した、アニメ「ドラえもん」の声などで知られる声優大山のぶ代(81)が、約1年ぶりに声の収録の仕事を行ったことが24日、分かった。同日に舞台の製作会社が発表した。

 12月上演の舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」に登場する、物語の鍵を握るキャラクター「モノクマ」の声を新たに収録した。

 05年に「ドラえもん」降板後、08年に脳梗塞を患い、声優復帰作として10年の同舞台の原作ゲームからモノクマの声を務めてきたキャラだけに、収録当日には「お前ら、お仕置きしちゃうぞ」などの決め言葉を、慣れた様子で演じたという。