毎年恒例の上方落語ファン感謝祭「第25回 彦八まつり」(9月5~6日、大阪・生国魂神社)が27日、大阪市内の同神社で発表され、3月に亡くなった桂米朝さんのアンドロイドも“出演”することになった。

 節目25回目の実行委員長には、上方落語協会の桂文枝会長(72)が、弟弟子の桂文珍(66)を指名。2日間4公演の落語会最終は、米朝一門による追善落語会とし、大トリは桂米団治とした。

 文珍らによると、米朝アンドロイドは、落語会会場となる「参集殿」入り口に設置。アンドロイドは米朝さんの生前から“活躍”し、小ネタを演じることはできるが、当日の仕様については未定。

 文珍は「ネタをしゃべらせるか、何かしゃべるのか、詳細は設置してから」と言い、会場スペースを確認してから決めるという。