お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(34)が、自身が受けていたストーカー被害に対する警察の対応に「何もしてくれないですよ」と不信感を示した。

 自身に対しストーカー行為を繰り返していた女子大生が逮捕された件について、村本は27日深夜放送のラジオ番組「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」で言及した。

 女性から受けた被害について、自宅に手紙やプレゼントが何度も送りつけられ、その中には“真っ黒の手紙”があったという。「真っ黒じゃないんですよ、紙が真っ黒になるまで、僕の住所がぶわーって書かれてるんです。『うーわぁ、やっべ』と思って」と詳細に明かした。また「キツネのお面かぶって、黒い服着た女がそこに立ってたんですよ、夜中の2時に、一人で!」と、不審人物が自宅に押し掛けてきたこともあったという。

 こうしたストーカー被害を受け、「これはさすがに、渋谷とかスクランブル交差点とか歩いてたら、人と人との間にその犯人の顔が見える錯覚に陥るんです。若干、ノイローゼに陥ってる感覚。喫茶店に行ったら、端に誰か座ってるって思ったら、誰もいないんですけど、そこに犯人がいるように思うんです」と、精神的に追い詰められていたという。

 怖くなり何度も警察に相談した村本。今回逮捕された女子大生は接見禁止を言い渡されたにも関わらずライブなどに現れたが、村本曰く「警察の方も『警告はしているけど、逮捕はできない』って言ってて」という。逮捕されない2年間、ずっと怯えていたという村本は、「加害者が守られてるんですよ。逮捕もできない。どうやったら逮捕されるのかって言えば、何かをされないと逮捕できない。ということは、僕の“刺され待ち”。何かをされ待ちなわけですよ。こんな不利な話ないですよね」と憤慨。「家はバレてる。向こうがガンガン来ても、なかなか逮捕できない。だからといって、警察の人が見張りに来てくれるわけでもない。そんなストーカーに対して、ゆるいですよ。何もしてくれないですよ」と不信感をあらわにした。