ビートたけし(68)が29日、都内で「予防医学のアンファー」の新CM発表会見に参加した。8月1日から放送されるCMに出演する。

 年齢に関する話題では、体重を気にしていることを明かした。「普段はブクブクになっている。昔は1週間で5キロ落とせたのに、今はそうはいかない」。年齢相応に代謝が落ちているようだ。

 記憶力も落ちているという。「昔は自分でも記憶力が良いと思っていたが、今は『あれ、あれ』となったり、パンと抜けるときがある。マネジャーの名前を忘れるときもある」と話した。

 男性更年期に悩んだ時期もあったという。「50歳ちょっとのころ。仕事を『やる』と言ったり『やらない』と言ったり。1日に3回、意見が変わった時もあった」と振り返った。「今は安定している」という。

 仕事に対する厳しさも示した。いつまで現役でいたいかと質問されると、「それはお客が決めること」と前置きをしながら、「昔の落語家みたいに、死ぬまで」と強い言葉で言い切った。ほかにも「常に現役を目指している」として、「やっぱり戦いですから」「エンターテインメントは年齢を気にするタレントはダメ」と持論を展開した。

 女性の話題になると、「カミさんとは40年、顔を合わせていない」と笑わせて、「そういうこと(浮気)がなかったら、お金を残した」とギャグを飛ばした。