安田大サーカスの団長安田(41)が29日、都内で仕事復帰会見を行った。

 19日に山形県で行われたトライアスロン大会で、自転車を走行中、給水所でほかの選手の自転車後輪と接触して転倒。一時は意識を失うほどの大けがを負ったが、驚くほどの早い回復だ。

 どれだけひどいケガをしているのかと見つめる取材陣を前に笑顔で登場。「傷が早く治りすぎて、メークをしないといけないかなと昨日思った。話題作りに思われないように」と早速笑わせた。

 驚異の回復力だが、事故直後はドクターヘリで病院に運ばれたことも覚えていないし、病院の集中治療室の記憶も「ぶつ切り」だという。「ヘルメットがなければ確実に死んでいた」と医者に言われたほどの事故だった。だが、幸いなことに、3回の脳検査でもまったく異常がなく、右の額を7針縫った以外は、ひじやひざ、顔の擦過傷や打撲だけですんだ。

 この日から仕事復帰。焼き肉の「牛角」から退院祝いとして「カルビ1年分無料券」を贈られると「ハラミが好きなんだけど…」「けがをしてよかった」。“絶口調”ぶりは健在だった。

 クロちゃん(38)は団長を心配する言葉をSNSで書き込んだら、キャバ譲から連絡が殺到したという。「今まで連絡のなかった女性からも来て、3回デートをしました。婚活に役立っています」と感謝。隣でじっと聞いていた団長は「クズやね…」とあきれ顔だった。