イギリスの人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」の元メンバーのゼイン・マリク(22)が現地時間29日、大手レコード会社RCAレコードと契約したことを発表した。

 ゼインは今年3月に「普通の22歳になりたい」という理由で同グループを脱退することを突然発表。その後、DJのノーティ・ボーイ(30)がゼインがソロで歌う「I Won’t Mind」という曲のデモを公開し、ゼインは本格的にソロ活動をしたいのではないかという噂が浮上したほか、脱退の理由は婚約者で女性グループ「リトル・ミックス」のペリー・エドワーズ(22)にあるのではないかと言われていた。

 そして、ゼインは現地時間29日にツイッターに「僕がなぜ(ワン・ダイレクションを)去ったか説明していなかったと思うよ。それは僕が本当は誰なのか君たちに見せる機会を与えられる瞬間にあったんだ! #REALMUSIC(本当の音楽) #RCA」とつぶやき、自分がRCAレコードの事務所で契約書に笑顔でサインをしている写真を載せた。そして、その後ゼインは「#REALME(本当の僕)」とツイートしている。

 また、「ワン・ダイレクション」の生みの親でプロデューサーのサイモン・コーウェル(55)はツイッターに「僕たちはしばらくこれを進めていたよ。そして、RCAレコードと契約をしたゼイン・マリクにおめでとうと言えることを嬉しく思う」「ゼイン・マリクのソロのキャリアに彼らはパーフェクトなレーベルだと信じている。僕は彼らが一緒にリリースするものが何であっても特別なものになると確信しているよ」とつぶやいて、応援している。

 さらに、多くのファンが「ワン・ダイレクションはハッピー。ゼイン・マリクもハッピー。それが大切なこと」「少し悲しいけれど、嬉しいよ。あなたの声が大好きだから」「いつでもサポートする」「1Dが5枚目のアルバムを完成させた、ゼインがソロになった、新しいツアー。そして私たちは(2組を応援するから)もうお金がない」とゼインのソロ活動をサポートする姿勢を見せている。

 ゼインが契約したこのレコード会社のホームページにはブリトニー・スピアーズ(33)、クリス・ブラウン(26)、ジャスティン・ティンバーレイク(34)ら多くの有名アーティストの名前が並んでいる。ファンは“本当のゼイン”が見られるのをたのしみにしているだろう。【ハリウッドニュース編集部】