女優有村架純(22)が31日、神奈川・JAMSTEC(海洋研究開発機構)横須賀本部で、WOWOWドラマ「海に降る」(10月10日スタート、土曜午後10時)のクランクアップ会見を行った。

 有人潜水調査船「しんかい6500」の日本初の女性パイロットの奮闘を描く同作は、有村にとって初の連ドラ主演作で、撮影に臨む心境を振り返った。

 「最初は不安もありましたが。好きな米映画『アルマゲドン』にリンクするところがあって日本や世界の未来を背負っている機関。燃えるような気持ちがわき上がってきました」

 当初はJAMSTECを知らなかったと言い、「地球環境、地震予測など歴史を変えてしまう機関に携われて幸せ。経済なども含め世界のニュースに関心を持てるようになり、視野が広がりました」。演じたキャラクターは、男社会の中で働く負けず嫌いな女性の設定で、「メークもしなかったし、髪も整えず、ぼさぼさ。外見を気にせずに役を作っていきました」と説明した。