お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)が1日、千葉・QVCマリンフィールドで行われた幕張ビーチ花火フェスタに参加した。

 小説「火花」で芥川賞受賞後、最多となる観客5000人の前に出ると、相方綾部祐二(37)の呼び掛けもあり、大きな“先生コール”が続いた。囲み取材では、累計169万部発行「火花」(税別1200円)の印税について質問が相次いだ。10%で2億円を超える計算になるが、所属の吉本興業とは、出版前から取り決めがあるとし、又吉は「徐々に最初の分が入る雰囲気が…期待してます」とほくそ笑んだ。また、受賞記念エッセーが8月7日発売の「文学界」9月号に掲載予定であることも明言。綾部は「ピースとしてギャラの交渉はどうなってるか会社に聞いたら『お前が言うな』とブチ切れられた」と明かした。