歌手のホイットニー・ヒューストンさんの娘のボビー・クリスティーナ・ブラウンさん(22)の葬儀が、現地時間1日にジョージア州アルファレッタの教会「Saint James United Methodist Church」で行われた。

 ボビー・クリスティーナさんは今年1月31日にジョージア州アトランタの自宅浴槽で意識不明の状態で発見され、昏睡状態になり、先月26日に22歳という若さでこの世を去った。母のホイットニーさんは2012年2月にホテルの浴槽で倒れているところを発見されて、48歳で亡くなっている。

 ボビー・クリスティーナさんの葬儀には父で歌手のボビー・ブラウン(46)をはじめ、家族や親友、俳優・監督のタイラー・ペリー(45)らが出席。ホイットニーさんの母シシー・ヒューストン(81)やドニー・マクラーキン(55)、CeCe・ウィナンス(50)がパフォーマンスを披露したとゴシップサイト「E!ニュース」は伝えている。

 3人共グラミー賞を受賞したことのあるゴスペル歌手で、ドニーはホイットニーさんの葬儀と同じ「Stand」という曲を披露したそうだ。

 ホイットニーさんの元スタイリストのエリン・ラバーは葬儀について「シンプルで愛がありました」「パーフェクトで、彼女のように小さくて、デリケート(な式)でした」「とても控え目で、彼女や彼女の人生に合っていましたよ」「美しかったです」とコメントしている。

 またボビー・クリスティーナさんの幼い頃から大人になるまでのビデオが公開され、エリンは「とても感動的なビデオでした」「彼女が手を振ってさよならをしているように終わりました。見てとても感情的になりましたよ」と話している。

 しかし、ヒューストン一家とブラウン一家が葬儀のことでもめていたとのこと。ホイットニーさんの親族であるパットさんが花の代わりに自身のティーンのためのチャリティー団体「The Marion P. Foundation」に寄付を募ることにしたからだそうだ。そして、ブラウン一家の親族のレオラさんが葬儀中に「これが間違いだって分かっているわよね」と叫んだことで追い出されている。

 ボビー・クリスティーナさんの恋人で、彼女に暴行を加え、彼女が昏睡状態の時にお金を口座から盗んだとして訴えられているニック・ゴードンさんは参列していなかった。ボビー・クリスティーナさんは母ホイットニーさんの眠るニュージャージー州に埋葬される予定だ。【ハリウッドニュース編集部】