女優米倉涼子(40)が、昨年10月期のテレビ朝日系「ドクターX」以来、約1年ぶりにドラマ出演することが3日、分かった。今冬放送予定の同局系特別ドラマ「家政婦は見た!」に出演する。昨年12月に結婚した2歳年下の実業家と離婚騒動の渦中にあるが、結婚後、初のドラマ出演でもある。

 作品は、14年3月に放送され、関東地区で平均視聴率17・4%(ビデオリサーチ調べ)を記録した人気作の第2弾。美人の主人公沢口信子が、美貌を隠し、おかっぱのウイッグなど、さえない容姿の家政婦として他人の家に入り、不幸を発見して喜ぶダーティーな姿を描く。セレブ家庭を崩壊に導こうとするが結果的にハッピーエンドになる流れ。今回は宝石会社の創業者一族のお家騒動がテーマ。

 米倉は「そろそろ信子が恋しい、またやりたいなと思っていたところでした。この役は野放しにしてもらえるので楽しくやらせていただいています。久しぶりにドラマの現場に立ち、いいな~と、しみじみ感じています」と離婚騒動を忘れさせる環境と言いたげ? にも思えるコメント。

 さらに「ウイッグの中は暑い。出演者と冷感スプレーをかけ合ってます。今回は信子さんが恋に落ちそうになるみたい? 面白いですよ」とPRした。

 宝石会社の社長を財前直見、会長を西田敏行が演じる。米倉は「財前さんとは初共演。かっこよくて、ざっくばらんで、すごく優しくて居心地がいい先輩」。「ドクターX」でも共演した西田には「違う関係を楽しんでいただけると思う」とコメントした。